「自由」と「自分勝手」〜いどこ塾オンラインお話し会 開催レポート〜2026.1.16(金)
〜いどこ塾オンラインお話し会 開催レポート〜
「自由にしていいよ」と言われたとき、どこまでが自由で、どこからが自分勝手になるのでしょうか? これは大人でも答えるのが難しい問いです。
先日開催した「いどこ塾」のオンラインお話し会。
4日目のテーマは、
「いどこ塾」の『じゅ』
=「自由だけど自分勝手じゃない」
「ルールで縛る方が楽かもしれない。でも、それでは育たないものがある」 そんな熱い議論が交わされた当日の様子と、参加者の皆さんからの「ふりかえり」をお届けします。
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■ 「タコ公園」にはルールがない?
ある参加者の方が地元の「タコ公園」の話をしてくれました。 そこには大きなタコの遊具があり、全方向が滑り台になっています。 「こっちから登ってはいけません」「滑る順番を守りましょう」といった大人の決めたルールはありません。
一見、危険で無法地帯になりそうです。
しかし実際は、子どもたちが自然と
「あ、あの人降りてくるから待っとこう」
「今なら行ける!」
と周りを見て判断し、ぶつかることなく遊んでいるそうです。
このエピソードから、ひとつの確信が生まれました。
「大人が勝手に決めたルールほど、意味を成さないものはない」
「危ないからダメ」と大人が先回りしてルールで縛ってしまうと、子どもが自分で見て、考えて、危険を察知する機会(センス)を奪ってしまうことになるからです。
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■ 「わけが分かる」と、自由になる
では、何でもありでいいのか?というと、そうではありません。
いどこ塾では、「自由の相互承認」という少し難しい言葉を実験しています。 これは、「自分の自由の中には、相手の自由をなくす自由はない」ということです。
例えば、騒がしくすることが誰かの「静かに過ごす自由」を侵害している時。 スタッフは頭ごなしに怒るのではなく、こう相談します。
「みんなに相談したい事があるねん。大事な話をしているのに聞いてくれていない感じがする。自分のことを大事にされていない気持ちになるねんけど、みんなはどう思う?」
ただ「静かにしなさい」と言うのではなく、「なぜ今、静かにしてほしいのか(わけ)」を伝える。 その「わけ」が分かれば、子どもたちは納得して行動を変えることができます。
自分勝手に見える行動も、対話を通じて「わけが分かる」状態になれば、お互いに心地よい「自由」を作っていけるのです。
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■ 人生の「コク」を味わう
また、きれいごとだけではない、リアルな感情も話題になりました。
ある子が言った「楽しいだけじゃあかんねん。嫌なことや喧嘩もあるから、物語として面白くなる」という言葉。
おとなも含めて、その場にいるだれもが「どういうこと?!」となって、その子の話を聞いていきました。すると、、、
楽しいが50%、嬉しいが43%。
残りの7%は、悲しみや怒りといった「ごったな気持ち」
があったほうがいい、というのです。
実際に、低学年の子が泣きながら高学年に立ち向かっていく場面でも、スタッフはすぐに止めに入らず、怪我をしないギリギリのライン見守ることがあります。
あえて「喧嘩の余地」を残すことで、子どもたちは自分の限界や、他者との距離感を体当たりで学んでいくからです。
このエピソードには、参加者の方から深い共感が寄せられました。
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「喧嘩もうまくいかないこともあった方がいい。なぜなら、それは人生のコク、深みになるから。という子どもの口から出た言葉も、自分の体験と、それを俯瞰して捉える事ができたからこそ出た言葉だと感じた」
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「揺れる余地、大事だなぁーと。その余地を保証してもらえて、見守ってくれる大人の存在がいることは子どもたちにとって有難いことだ」
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■ 終わりに:揺れながら育つ
「自由」と「自分勝手」の間に、明確な正解のラインはありません。 だからこそ、その間を行ったり来たりしながら、「揺れる余地」があることが大切なのかもしれません。
参加者の方からのふりかえりに、こんな言葉がありました。
「子どもたちは自由と自己責任の間を揺れる余地を与えてもらえていることも、学校とは違う魅力だと感じた」
大人が答えを決めるのではなく、子どもたちが揺れながら自分なりの答えを見つけるのを、じっと待つ。 そんな「おとなげない大人」たちが集まるこの場所で、これからも子どもたちの「コク」のある毎日を見守っていきたいと思います。
参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
■ 次回…「いどこ塾」の『く』
■ オマケ
AI活用の練習として、スライド作成してみましたので、一部を掲載してみます。(誤字脱字もそのまま載せています。)











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