根っこわーくすの変遷〜自己肯定感が育つ居場所〜
《 沿革 》 活動の変遷
■ 2000頃〜 法人設立の前身
人間関係トレーニングを提供する教育ファシリテーターとして、学校への講師派遣や野外教育の運営、企業研修などに取り組む中で、様々な子どもたちとの出会い、ひとの成長には「自己肯定感(根っこ)」が最も大切だという考えを強めた。反面、自己肯定感が傷つき育っていない現状に問題意識を持つに至る。
■ 2017 一般社団法人 根っこわーくす設立
子どもをとりまく様々な課題は、人間関係スキルの向上だけで解決できるものでない。「なんとかしたい」社会課題は、自己肯定感が育っていない(傷ついている)ことが本質的な課題である。
という気づきから、「自己肯定感を育むこと」を目的に法人を設立
●2017.4月 大阪府松原市で設立
●2017.11月 大阪府交野市私市に事務所を開設
■ 2018 拠点をもたないこころの居場所
「週末いどこ塾」をスタート
〜自己肯定感を育むための最初の居場所事業〜
自分が自分でいられる「居場所」× 生きるチカラを育む「 塾 」として、「いどこ塾」をスタート。(毎週末日帰り/毎月1回宿泊)
自由あそびの中で、自分の「してみたい」を自分で決めて「やってみる」。甘えたいときには「甘える」。多様なひとと関わって、ひとの多様さを体感する。困ったら助けてもらい、「共に楽しく」過ごす工夫をする。そうして、「自分は自分で大丈夫」と、「自分を信じる力」「ひとに助けを求める力」を体感的に学ぶ塾×ココロの居場所。
■ 2020 施設としての居場所「交野こそだちベース tomos」 を開設
〜拠点取得・事務所移転〜
0歳から15歳までの子どもたちが、多様な個性を大切に、イキイキと育つための場所として2月に取得、3月に開設(かたのの森のようちえん いしころえんと共に共同運営)
「tomos(ともす)」という名前には、「友」と「共」に「素」(自分のまま)いられる
「巣」(居場所)、ここで「自分のこころに火を灯そう!」という願いが込められています。
そんなこそだち(子育ち、己育ち)の場として、交野市に子どもの居場所が誕生しました。
●2020.3 施設としての居場所を開設
「交野こそだちベース tomos」のための施設取得、そして「休校で困ったらtomosにおいで」
拠点取得と同時にコロナ禍で一斉休校がはじまる。まだ整っていない中、緊急的対応としてtomosにて子どもたちの受け入れを実施。
●2020.6 フリースクール「いどこスクール」開校
新型コロナウイルス感染症が少し落ち着き学校が再開。それをキッカケに学校に行っていない子どもたちの存在が浮き彫りとなり、目の前にいたそんな子どもたちの居場所となるフリースクールを開校。
●2020.6 放課後の居場所 ワンコイン「放課後いどこ塾」をスタート
●2020.6/8~7/27 クラウドファンディングを実施
子どもたちが安心して過ごせる居場所整備のため、クラウドファンディングで、478名のサポーターから587万5千円の応援寄付が届き「交野こそだちベースtomos」の環境整備が実現。
■ 2021 自己肯定感が育つための活動を4つの事業部門に拡充
1、子どもの居場所部門(自己肯定感が育つ居場所づくり)
2、もうひとつの学校部門(フリースクール)
3、子育て子育ち部門(就学前の親子の居場所づくり)
4、おとなの学び部門(講師派遣と啓発活動)
●2021.10 放課後「子どもがつくる!ワンコインいどこ食堂」スタート
子どもたちが、自分たちでつくってみんなで食べる「子ども食堂」。食を通して、「やってみたい」を「やってみる」。家でもない学校でもない場所で関わり合い、互いに受け止め、受け止められて過ごせる放課後として週1回開催。子どもたちの経験を豊かにすることで「自分を大切に思う感覚(自己肯定感)が育つ」居場所としてスタート。
■ 2022 日本財団 「子ども第三の居場所 交野拠点」の助成対象に採択決定
■ 2023 交野こそだちベースtomosのリニューアル改築
● 2023.5 「交野こそだちベースtomos」を、日本財団の助成を受けて再整備
● 2023.10 「子ども第三の居場所 交野拠点」としてリニューアル完成
● 2023.11 日本財団 子ども第三の居場所 交野拠点
「交野こそだちベースtomos」の運営をプレスタート
■ 2024 「交野こそだちベースtomos」運営を本格スタート
●2024.4 放課後、学校からtomosへの無料送迎を開始 (交野市内対象)
●2024.4 「たねおくりマンスリーサポーター」制度を開設